【モクちゃん、たこ焼き屋始めるってよ】~念願の子ども食堂への道[@名古屋]~

『PRANET AQUA』の事業と同時に進めていたのが、実はたこ焼き屋さんのオープンなんだよね。
 
―『PURANET AQUA』とは:
星のエネルギーを転写したアロマオイル。詳しくはこちら♥https://infinityastrology.net/planetaqua/
 
 
パートナーが楽しそうなので学園祭のりで手伝い始め、明日ついにオープンするの。
(わたしはチラシやロゴ、サイト作ったりと広報部隊)
 
我ながら「ていうか、あなた何屋さん?🤣」ってなってたんだけど、進めるうちに「子ども食堂をやろう!」と言う話になり、今また、ふつふつとやる気が出て来てる。
 
―子ども食堂とは:
食事をしに来た大人が一人分の食事代を余分に払い、チケットを購入。そのチケットを店内に貼っておくと、やって来た子どもは誰でもチケットを使い、無料でご飯が食べられるシステムを持つ食道のこと。
 
ずっと間接的にではなく、もう少しダイレクトに、子ども達の助けがしたいと思ってた。
 
ご飯が満足に食べられない子どもが、世の中に少しずつ増えているのは知っていて、その根本解決のために社会に大きく働きかける、とかは、まったくできないけど。
 
「お腹空いた…。でもご飯ない」って、今しょんぼりしてる子ども
の小さな助けになるのが嬉しくて。
 
「もしや、だからたこ焼き屋始めたのか?」と感じるくらいよ。
 
しかも、このたこ焼き、本当に美味しいの!
 
 
わたし、20代のとき京都に住んでいたから、たこ焼き好きなんだけど。名古屋っておいしいたこ焼き、見当たらないよね。
あんまり美味しかったから、手伝いたくなったっていきさつもあるくらい。
 
あ、もちろんチケット購入しなくとも、食べにくるだけでも大歓迎!明日7月25日がオープン♡
 
たこ焼き南
〒457‐0014名古屋市南区呼続一丁目3-21
052-627-2355(TEL) 
11:00~20:00開店
木曜定休
 
まだ子ども食堂の仕組みは準備中だけど、どうか応援して! 
美味しいたこ焼き食べて、ご感想シェアしてくれたらめっちゃ嬉しい。
 
子ども食堂が動き出したらまた記事アップします。お楽しみに♬
たこ焼き南公式ページ
 

大地と天のまぐあい

ソウルトリートメントボトル
『PLANET AQUA』

星のお風呂であなたは二度、生まれる。

 


物語を読むだけで星が読めちゃうテキスト
『モッくまくんの星のレッスン』。
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【ソウルトリートメントボトル「PLANET AQUA」モニター募集!】

終了いたしました!お申込みありがとうございました♡
 
 
 
 
 
「PLANET AQUA」モニター募集!
~星のお風呂で、あなたは二度、生まれる~
 
みなさん、こんにちは!アストロハッカーの木星です。
実はターナとの対話のかたわら、新たな作品が生まれまして…。
 
アロマに星のデータを転写した、ブレンド精油「PLANET AQUA」が誕生いたしました!
 
これがね、、、すごくいい!!(←語彙力ww)
 
精油は無農薬、低農薬の国産アロマを中心に、厳選されたものを使用。(一部、ヒマラヤ産のオイルも含む)
 
星たちと共鳴し合って、恋が生まれそう!と感じるアロマを集め、ブレントしています。
 
そして、このブレンド精油に転写する月のエネルギーの浄化力も、とてもいい感じで。
 
ぜひ、皆さんに感じてほしくて、今回、2mlのお試しボトルを用意しました。
 
まだ商品画像を準備できていませんが、コンセプトページはできたので覗いて見て♡
 
『PURANET AQUA』
 
お試しいただく月ボトル「浄‐じょう‐」
 
 
ただね、一つお願いがございまして。
 
これ、お風呂に数滴たらして使って欲しいのです。
 
アロマに転写された月のデータが、水に溶け込むことで起動するようセッティングしていて。
(アクアフォトミクスの原理を参考)
 
そしてそして、使用後にFacebookでご感想シェアもお願いしたい♥
 
以下、モニターさんの条件を記したのでご覧くださいな。
 
【モニターさんのご条件】
 
1)お風呂に入る習慣のある方。
 
2)入浴前に忘れず、お風呂に数滴たらしてお使いいただける方。
 
3)使用後、Facebookにて「全公開」設定でご感想をシェアしてくださる方。
#PLANETAQUA #月ボトル浄 のハッシュタグ必須)
その際、月のボトル「浄‐じょう‐」のページを、コメント欄でも構いませんので添付いただけると、とっても嬉しい。。(任意)
まだ商品画像は撮れていないのだけど、コンセプトページは出来上がったので、気になる方は覗いて見て!
 
【詳細】
1)内容
2ml 1860円
 
2)〆切
7月31日
 
3)発送日
8月1~3日に発送(着日ではございません)
 
4)お申込みはこちらから
終了しました
 
 
こんなに廉価でオープンにすること、今後はないかもしれないので、ピンと来た方はぜひ♡

【お母さんの仕事とお父さんの仕事7:3の割合】

「ねえ、モクちゃん。
僕、なんだかわかったような
気がするよ」
と、ターナが言った。

「ほう、なにがだい?」

『感情』こそが
すべてのカギだって。

自分の中にある痛みの感情に
気づけなきゃ、
その感情に寄り添うなんて、
無理な話だろ?

そして、感情に寄り添わなきゃ、
『恐れの前提』に気づけやしない。

『恐れの前提』から『愛の前提へ』
この体験を重ねるには、
『感情』こそがカギなんだって」

「確かにその通りだ」
と、わたしは言った。

この坊やは
感情よりも思考にずいぶん重きを
置いて、意志の力ばかりで
成長しようとするものだから、
この気づきは
貴重であるように思えた。

「でもさ」
と、坊やは思案気にわたしを見た。

「痛みの感情に
ただ寄り添うだけでも、
僕らは少しずつ癒されていく。

けれど、寄り添っていれば必ず
『恐れの前提』を見つけられる
わけじゃないだろう?

こいつを見つければさ。
僕らは自分の思わぬ思い込みに
気づいて、
ぐっと『愛の前提』
近づけるのに」

 

「そうだね。
まあ、だからこそ、わたしは
他の誰かの手を借りて、
自分でも無自覚な
『恐れの前提』を探すんだが…」

 

「自分一人でも見つけられたら
いいのにな」
と、坊やはまるで
お願いするような声音で言った。

 

「うーん。
感情の寄り添いから
『恐れの前提』が見つかるとき、
たいてい通過するプロセスはある。

ここを踏まえなきゃ、
『恐れの前提』
なかなか出てこない」

 

「感情に寄り添うときの
大切なポイントってわけだね。
そいつを
僕にも教えておくれよ」
と、坊や。

 

わたしはうなずき、
また、ゆっくりと語り始めた。

「心の底に

『わたしは愛される資格がない』
こうした前提を持っている
女性の話をしたろ?

その前提があるために、彼女はいつも、
恋人の帰りが遅いとか、
折り返しの電話がないとか、
こんなことで心が
ザワザワしてしまう。

『また邪見にされ、
フラれてしまうんじゃ』
とおびえて、

不安、さびしい、
いたたまれない、
どうせわたしなんて…、

と言う感情が、あふれてくる。

大切なのはね。
まずはこいつを、
ハッキリと口に出して言うことだ」

「え?恋人に向かって?」

「うーん。
よほど深い信頼関係が
築けていれば良かろうが…。

そうでないなら、
まずは自分一人のときに
言ってみる

「口に出すってことだね。
それがそんなに大切なの?」
と、怪訝そうに尋ねる坊や。

「ああ、大切だ。
自分の気持ちにウソをつかず、
どう感じているのかを
正直に言ってみる。

不安、さびしい、
いたたまれない、
どうせわたしなんて…、

そう、叫んでみる。

理性的な人はね。
このように思うことすら
良くないと考えて、
口にしたがらない。

だが、ほら、感情とは
己の子どもと同じだったろう?」

「ああ、そうか。

恥ずかしいとか、
そんな姿(感情)じゃ表に
出せないとか、
邪見にしないで、
あるがままの彼らを、まずは
受け入れてあげるんだったね」

「そうなんだ。
自分自身が、その感情たちの
お母さんになったつもりで。

とにかく、ありったけ、
吐き出させてあげる」

「それでも、
『こんなことを考えてたんじゃ、
ますますフラれそう…』
なんて気持ちが過ったら?」

「『お前の話は、
後で聞いてあげるよ』
と、ストップかけようとする
感情に声をかけ、
『その前に、
【嘆きちゃん】の話を聞いて
やりたいんだが、どうだい?』
と尋ねて
いったん、脇に退いてもらう」

「そうだった。
いろんな感情たちが出てきても、
それぞれに名前をつけて、
一人一人に、対応してあげるんだった」

「そう。とにかくね、
激しい感情ほど
優先的にその声を聞いてあげる。

他の感情たちは、
『後で聞いてあげるから』と、
待ってもらう。

こいつが第二のポイントだ」

「とにかく、
理性で押し殺していた感情を、
主役にしてあげることが
大切なんだね。
思いっきり発散させてあげること」

 

「ああ、そうだ。

その感情を【嘆きちゃん】と
名づけるならば。

彼女が、まるで
悲劇のヒロインのように
泣きわめいたってかまわない。

一見理不尽なことを
どなりちらしてもよし。

君は【嘆きちゃん】のその姿を、
ただ、ひたすら
愛の眼差しで、見守り続ける。

そうして、
もうこれ以上は出でこないと
思うほど、感情を出し切ったら…。

次はどうするんだったか、
覚えているかい?」

 

坊やはうん、とうなずいた。
『そう感じずにはおれないほどに、
苦しんでいたんだね。

ごめんね、今まで気づいてやれなくて。

愛しているよ…』

と、ありったけの慈愛をこめて、
言ってあげる」

 

わたしは微笑んだ。
「そう。
こいつもまた、
ハッキリと声に出して言うこと。

また、
【嘆きちゃん】の感情を、
洗いざらい吐き出せたタイミングで、
言ってあげること。

これもまた、重要なポイントだ。

そうしたらね。
必ず【嘆きちゃん】に変化が生まれる

 

「変化…?」
坊やが小首をかしげる。

 

「ああ、そうだ。
ポッと、心にスペースが空くような…。
身体が、一瞬、ゆるむような…。

人それぞれ違うだろうが、
必ず身体の中で、ハートで
微細な変化が生まれるはずだ。

その変化を、また味わう

 

「うん…」

坊やはまるで、自分の中で
起きている出来事のように
胸に手を当て、目をつむった。
わたしはそんな坊やに語り掛けるように言った。

 

「しっかりと
内側に耳を澄ませたら…。

【嘆きちゃん】に
『一つ、聞いてもいいかい?』
尋ねてやる。
そして、『うん…』と
返ってきたら。

『…なぜ、そう感じるの?』

と、優しく問うんだ。

【嘆きちゃん】の内側には
スペースが生まれているから。
たいてい、そこに、ポンッと
答えが浮かび上がる。

『どうせ、あの人はいなくなると、
分かってるから』
とか。

『独りぼっちになるって
決まってるから』
とか。

そうしたらまた
慈愛を込めて、
【嘆きちゃん】の感情に
寄り添う。

『そう感じずにはおれないほどに、
苦しんでいたんだね。
ごめんね、今まで気づいてやれなくて』

しばしして、
また【嘆きちゃん】の心が
ゆるんだことに気づくだろう。

そしたらまた、
『…ねえ、一つ、
聞いてもいいかい?

なぜ、そう感じるの?』
と問いてやるんだ」

 

坊やは、そのやり取りを
心の中で反すうしているようだった。

 

【嘆きちゃん】に寄り添う。
彼女の中にスペースが生まれたと
思ったら、
『一つ、聞いてもいいかい?』と
尋ねて、
『なぜ、そう感じるの?』と
問うんだね。

この繰り返しで、『恐れの前提』が分かるの?」

 

わたしは首を横に振った。

「絶対じゃないさ。
だが、ただ深く寄り添い、
『なぜ?』と問いを投げるうち、
自分でも思いもよらない『前提』が
飛び出してくるものさ。

不安、さびしい、
いたたまれない、

そう叫んだ【嘆きちゃん】に
寄り添い『なぜ、そう感じるの?』
と、尋ねる。

『どうせ、あの人はいなくなると、
分かってるから』
と返ってくる。

また寄り添い、
『なぜ、そう感じるの?』と問う。

『だって、わたしは
愛される資格がないから』

おそらくは、幾度目かの
『なぜ?』に対し、
こうした答えが返ってくる
かもしれない」

 

「『恐れの前提』を見つけたら、
その後はどうするの?」

 

「君が最初に言った通り、
無自覚だった思い込みに『気づく』
だけで、もう少し、ゆるんでいる。

その後は、この『恐れの前提』を
持たずにはおれなかった、
それほどに過酷だった自分自身を、
ありったけ労ってやるのさ。

『そう感じずにはおれないほどに、
苦しんでいたんだね…。

ごめんね、気づいてやれなくて。
愛しているよ』
とね」

「『恐れの前提』を
見つけるとき、わたしは一つ、
大切にしていることがある」
最後にわたしはそう言った。

 

「大切にしていること?」

 

「ああ、それはね。
最初から『恐れの前提』を、
見つけに行こうとしないことなんだ」

 

「え…。
『恐れの前提』の見つけ方を
教えてくれたのに、
ずいぶん、妙なことを言うんだね」
と、坊やが言った。

 

「まあね。
大抵の場合わたしは、
『そう感じずにはおれないほどに、
苦しんでいたんだね…』
寄り添う時間を、何日も、
ときには何カ月も、とったりする。

『一つ聞いていいかい?』
切り出さないまま」

 

「そんなに長い間?」
坊やは驚いた様子で、そう言った。

 

「ああ。
寄り添って休み、時を空けてまた、
お風呂で、
眠る前に、目覚めた時にと、
寄り添うことを繰り返すんだ。

子どもとなんら、違わない
『感情』たちは
『問題解決』より
『愛』を待っている。

その時間がなにより足りなくて、
何より欲しくて、
苦しんでいたんだから。

だから、一旦、
『恐れの感情』探しは
脇に置いて。

ただ、寄り添う時間をつくる。
『感情』たちがゆるむまで。

いわばね。
寄り添いの時間は、君が
彼らの『お母さん』となる時間。

そして彼らが、もう十分にゆるんだら。
『愛されている』ことに安心したら。

やっと、君の中の『お父さん』が
顔を出す。

そうして『一つ聞いていいかい?』
と切り出して、
『なぜ、そう感じるの?』と
優しく問うんだ。

このとき初めて君は、
その痛みの感情と紐づけされた、
『恐れの前提』を探す、一歩を
踏みこむこととなる」

坊やは微笑んだ。

 

「ただただ無条件に
寄り添い続ける『お母さん』。

『お母さん』が、
あるがままを受け入れて、
我が子(感情)が安心したら。

なぜ、そいつが起きているのかを、
『お父さん』が共に
見つけに行くんだね」

 

「そういうことだ。
こいつはわたしの経験則だが…。
『お母さん』の時間の方が、
膨大であることが多い。

時にはね。
ただ寄り添っているうち、
数週間、数カ月経って見れば、
そもそも『痛みの感情』
身の内に溶け込んで、
ほとんど気にならなくなる、

なんてことも起こるんだ。

そうなると、もはや、
紐づけされた
『恐れの前提』への
興味そのものが、湧いてこない。

もしかしたら、いつしか
自分で自分に寄り添ううち、
『愛の前提』に書き変わっている
のかもしれない」

 

坊やが言った。
「『お母さん』の仕事を
決しておろそかにしないこと!
お母さんの仕事と、
お父さんの仕事。

7:3の法則

だね」

 

わたしは笑って、
「面白いことを言う。
確かにそうかもしれない。

お母さんの仕事を、
お父さんは邪魔しない。
じっと、時が熟すのを待つ。

この内なる両親のチームプレイが、
我が子である『感情』たちを、
健やかに育んでいくだろう」
と、言った。


 


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Ⅱ【親愛なる人に、ときどき怒鳴り散らしてみること】

 

翌朝、わたしが目を覚ますと、
待っていたと言わんばかりに
坊やが話しかけてきた。

「ねえねえ、モクちゃん。
僕、昨日の話しから疑問が湧いた」

「ほう…、どんな疑問だい?」

「人との関わりの中で、
相手のふるまいにザワザワする。

そのとき初めて、
『自分のなかにこんな感情が
あったんだ』と自覚するだろ?

そうして、感情に寄り添ううち、
もしかしたらそいつに紐づけされた
『恐れの前提』にも気づける
かもしれない。

ねえ、だとしたらさ。
例え、どんな相手と関わっても、
その人に怒ったり、
『こう変わって欲しい』と要望したり
しないで、
相手のふるまいにモヤモヤしちゃう
自分の感情に寄り添うべき
なんじゃない?

自分の『恐れの前提』
見つけるために内観をしてさ」

わたしは、ふふっと笑って、
「以前も言った覚えがあるが…。
何ごとも、一方にかたよらないことさ」
と、返した。

「え…。
今度は何にかたよってると言うのさ」

坊やが不満げに口を曲げる。

『相手のふるまいに、
モヤモヤしない自分になる』
こいつも確かに素晴らしいがね。

『相手と新たな関係性を作ろうとする』
のもステキだろう?」

「新たな関係性?」
と、坊やが言った。

「そう。
『わたしはこれにモヤモヤする。

自分にはこんなトラウマがある
せいかもしれないが、
だけど、その傷を刺激しないで
欲しいから、
そういう言葉は使わないで。
そういうふるまいはしないで』

と伝えることで、
トラウマを持ったままの自分を
二人で受け入れ、
より良い関係性を作ろうとする。

『変わること』を自分に求めず、
相手にも受け入れてもらう。

『他者との関わりから
トラウマが癒されるような体験を
上書きする』

とは、
まさにこう言うことだろ?」

「あ、そっか」

「まあ、わたしは
『自分にはこんなトラウマがあるから、
その言葉はやめて。
その行動はやめて』
なんて、こんな内観も通過しないで、
そのまま、即座に怒りをぶつける
ことも、たまにあるがね。

深く信頼しあっている相手にはね」

「…モクちゃんて、
寛大で優しいときと、
子どもっぽくて自分勝手のときと、
両方あるよね」
ターナは呆れた様子でそう言った。

わたしは、あっはっはと大笑いして、
「今頃、気づいたのかい?
その通りだ」と言った。

「むろん、相手がそうした関係性を
望んでいればの話しだがね。

第一、感情をそのまんま
言葉にして吐き出すのが、
一番手っ取り早いだろう?

怒鳴ってみて、叫んでみて、
『ああ、わたし、こんなこと
感じてたんだ』
と分かったりする。

伴侶と大げんかした後に
心にスペースが生まれて、
今まで無自覚だった『恐れの前提』
ポンッと気づく、
なんてのは、よくあることなんだ。

スピリチュアルや心理学の知識が
深まると、すぐ人は
『すべては自分の問題』ととらえて、
内観して解決しようとする。
まったく、彼らの悪いくせさ。

そう言う人は時に、
愛する相手に甘えてみること。
思うまま、感情を発散させてもらう
こと。

逆にさ。内観を一切しないで、

『起きていることはすべて
関わる相手に問題があるからだ』

なんて考えの人は、
怒りをそのまま伝えようとしないで、
一呼吸おいて、
自分の感情に寄り添うとか、
『恐れの前提』を探ってみるとか、
内観に舵を切ってみる」

一方にかたよらない。
反対側にある美しい真理を、
見逃さない、だね」

「そう言うことさ」
と、わたしは片目をつむって見せた。


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【どれほど過酷な体験をした魂も、『愛の前提』を持っている】

 

「トラウマの癒され方。
最後の一つはこいつだね。

『他者との関わりから
トラウマが癒されるような体験を
上書きする』

これは何となくわかる」
と、坊やが言った。

「例えば、さっきの例。
お母さんに冷たく突き放されて
『わたしは愛される価値のない存在だ』
何て言う『恐れの前提』
生まれてしまったらとしても。

大きくなるうちにさ。
学校で出会った優しい先生とか、
気の合う友達とか、恋人とかと
関わるうち、
少しずつ『恐れの前提』
書き変わっていく。

『わたしは愛される』っていう、
『愛の前提』にさ。

これが、
体験によるトラウマの癒しでしょう?」

「ああ、そうだ」
とわたしは答えた。
坊やは首をひねり、言葉を続けた。

「でもさ。
一つ分からないことがある。

だって、もし自分の中に
『わたしは愛される資格がない』
何て言う『恐れの前提』があったなら。

人から愛されず、
軽んじられるような現実が
次々、やってきてしまうんじゃないの?

『意識が現実を作る』
こいつこそが、
風の時代のルールなんでしょう?」

「たしかにそれは一理ある。

だがね。
『恐れの前提』だけしか
持たない人などいないから。

『わたしは愛される資格のない存在だ』

これと同時に、

『正直に向き合えば、人とは分かりあえる』

こんな『愛の前提』
併せ持っていたりする」

「うーん。
もう少し、具体的に話して」
と、坊やは言った。

「たとえばね。
『わたしは愛される資格がない』
この前提によって、
恋人とはいつも上手くいかない。

最後は彼に、邪見にされて
フラれてしまう人がいたとしよう。

でも、幾度目かに出会った恋人と
初めて、愛され、大切にされる
体験をする。

しかしね。
少女漫画のように、
今までの恋は最低、
でも今回の恋はパーフェクト、
なんてケースはないものなんだ。

大切にしてくれる彼に対しても、
カンシャクを起こしたり、
束縛したり、
自分を犠牲にして尽くしたり…。

『わたしは愛される資格がない』
この前提によって、
そこから生まれる不安によって、
自ら『邪見にされる』ような関係性を
作ってしまいそうになる。

けれど、
『正直に向き合えば、人とは分かりあえる』
この『愛の前提』によって、
彼と辛抱強く、話し合いを重ねて
いけたとしたら。

そうして、彼と深い信頼関係を
築いていけたなら。

おそらく彼女は少しずつ
『わたしは愛される資格がない』
この前提を、手放すことができる」

「人との関わりの中で、
『愛を知る』体験ができるなんて
ステキだね」
と坊やは言った。

「うん。
これこそが、地球に生まれ立った
魂たちの、最高にエキサイティングな
体験かもしれない。

それに、人と関わって初めて
自分の中に、どんな
『恐れの前提』があったのかが
分かるしね。

彼の帰りが遅い。
着信を残したはずなのに、
折り返しの電話がない。

たったこれだけのことで、
『わたし、またフラれるんじゃ…。
一人になるんじゃ…』
とザワザワする。

不安、さびしい、
いたたまれない、
独りぼっちじゃ生きていけない、
どうせわたしなんて…

こうした痛みの感情からしか
たいていは無自覚な『恐れの前提』
気づけない。

また、
痛みの感情を自覚しなければ、
その感情に寄り添うこともできない。

ほら、トラウマにはもう一つ、
希望の癒され方があったろう?」

 

『トラウマが生じた頃の自分を、
その感情をレスキューする』
だね」

「そう。
こいつを選択するにしたってさ。
人との関わりは大切なキーなんだ」

「今日の話しはさ。
なんだか嬉しかった」
と、ターナは言った。

「ほう、どのあたりがだい?」

「どれほど過酷な体験をした魂も
『恐れの前提』しか持たない
なんてことはない。

必ず『愛の前提』を持っている。

この『愛の前提』こそが
僕らの導き手なのかもしれないね。

内なる叡智って
やつなのかもしれないね」

坊やは穏やかにそう言った。


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【『かたより』から『制限』が生まれ『制限』から『上手くいかない現実』が立ち現れる】

「ねえ、モクちゃん。

トラウマたちの癒され方。
『エネルギーレベルで
無自覚に、ただ癒される』
これについてはよくわかったよ。
じゃあ他のさ。

『トラウマが生じた頃の自分を、
その感情をレスキューする』ってのは、
いつもモクちゃんが言ってる
『感情への寄り添い』のこと?

どんなネガティブな感情も
なかったことにしないで、

『そう感じずにはおれないほどに、
苦しんでいたんだね。
ごめんね、今まで気づいてやれなくて。
愛しているよ』

と、心を込めて伝えてあげる」
坊やが言った。

「ああ、そうだ。
その方法は、いわゆる
『セルフヒーリング』ってヤツだな。
自分で自分に向き合って、
癒していく。

もう一つ方法があってね。
信頼できる心の専門家に
導いてもらって、
感情に寄り添うと言うやり方もある」

「うーん。
僕、自分のことは自分で向き合いたい。
モクちゃんだって言ってたじゃないか。

『自分の人生を創造するのは当の本人。
かたわらにいるわたし達は、
ヒントを伝えるくらいしかできない』って」

「ふふ、まあね。
君は自分に厳しい人だから
きっとそう言うと思ったさ。

だが、わたしはこう見えて、
君と出会う以前、
心の専門家からヒーリングセッションを
数十回は受けているんだよ」

「え…、モクちゃんは
そんなに長く、心の病気だったの?」
坊やはさも驚いたと言わんばかりに
声を張り上げた。

「さあね。
心の病と言えばそうだったのかも
しれないが…。
きちんと診断書をもらったことはない。

だが、日々穏やかに過ごしている
今だってさ。

自分の中に小さな決めつけを見つけて、
わずかでも生きづらさを
覚えたとき。

たいていそこには、
無自覚な『恐れの前提』
隠れているものだが…。

その決めつけのかたわらに、
モヤッとした感情を見つけたとき。

さらには、その感情に
寄り添っても寄り添っても
受け入れることができないとき。

わたしは南の島に暮らす
友からセッションを受けるよ」

「へえ…。
モクちゃんでも誰かの助けを
借りるんだね。
自分一人で向き合って、
ぜんぶ、解決しちゃうのかと思った」

「ああ、借りるとも。
大事なのはね、ターナ、
一方にかたよらないことさ」

「一方って?」

自分で自分と向き合うこと。
ときに、誰かの手を借りること。

異なる二つの選択肢の一方に、
しばられない

 

坊やは、わずかにムッとしたようだった。

 

「僕、しばられているつもりは
ないけど…。
ただ、誰もが自分でどうにかできるって、
人間の本来の力を、
その強さを信じているだけさ」

 

わたしは微笑んだ。

 

「たしかにね。
わたし達人間は
自ら自分を治癒する力がある。

身体は、魂は、
一個の小宇宙であり
ただそれだけで、完璧である。

こいつはすこぶる美しい真理だ」

わたしはうなずいた。

「その通りさ。
だからこそ僕は誰に頼ることなく、
自分で自分を癒したい。
元気づけたい」

 

「だがね。
その反対側にはもう一つ
美しい真理がある

 

「反対側の真理?」
と、坊やは言った。

 

「わたし達人間は、
自らの『弱さ』を受け入れ
互いに支え合うことで種を保存した
生き物である。

こいつが、君の視界の反対側に
隠れた、
世にも優しい真理だ。

君は知っているだろうか。

太古の昔、
10代で片足と片目を破損し、
それでも青年期まで生きた
男の骨が見つかっていることを」

 

「それって、誰かが、
狩りや採集の出来ない
身体の不自由な人を
助け続けたってこと?」

 

わたしはうなずいた。

「そうとしか考えられない。

ステキだと思わないか?ターナ。
わたし達人間は、自然界にある
弱肉強食と言う巨大なルールからはずれ、
互いの『弱さ』を補いあい、
互いの『足りなさ』を埋めあい、
生きることを選択した。

少なくとも、肉体的には
小さく柔らかで、非力だった人類が、
こうもすさまじく発展したのは
『一人では生きない』ことを
皆で選んだからなんだ。

だからわたしは、
時に誰かに頼ること、
どこまでも一人、自分に向き合うこと。

このどちらの道も捨てることなく、
大切にする

「そうかあ…。
僕ってば、気づかない間に
自分に厳しく厳しく、生きていたんだなあ」

坊やはそう嘆いて見せたが、
心なしか、ほおのこわばりが
ゆるんだように思われた。
しばし経って、彼が言った。

「ねえ、これってさ。
きっとすべてのことに言えるね。

一つの方法
一つの考え方を、知らぬ間に
『絶対』と思い込んでいるとき。

実は、その反対側にある
もう一つの美しい真理を
見逃している。

その『かたより』から
『制限』が生まれ、
『制限』から
『上手くいかない現実』が立ち現れる。

モクちゃんが以前、
言っていたことさ」

 

「よく覚えていたね」
と、わたしは目を細めた。

 

「だって僕、考えてみたら、
『自分一人でなんとかするんだ』って
思いすぎて、
こんなにも動けず、
こんなにも辛くなって
いたような気がするんだもの」

 

わたしは相づちを打ちながら、
そろそろこの賢い坊やに、
『名なき者』の存在を語る時期が
来たのかもしれないと思った。

 

人類が教えを乞い続けた
『神』、『天使』、『聖者』たち。

 

その反対側の暗闇に
埋もれて消えた
『名なき者』のことを。

 

ただ『悪』として視界の外へ
封じるのではなく、
その存在の尊さを。

 

人類が見失った
もう一つの優しい真理を。

 

聡明なこの坊やに
教え伝える時が、近づいていた。

 


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【意志するトラウマ】

「トラウマにはそれぞれ、
希望の癒され方がある…か。

でもさ。正直言って、
トラウマの希望に
耳を傾ける気にはなれないな。

それよりも、
『感情に寄り添う』以外の、
もっと手っ取り早い方法は
ないのかなって思っちゃう」
ターナは少しバツが悪そうに
本音を言った。

 

わたしは笑って、
「君は何事も意志の力で
理想の人生を創ろうとするんだな」
と言った。

 

「それっていけないこと?」

 

「いけなくはないさ。
だがね。
過ぎたるは及ばざるがごとし。

何ごとも一方にかたより
過ぎないことが
楽しく生きるコツなんだ。

『かたより』によって
『制限』が生まれ、
『制限』によって
『上手くいかない現実』が立ち現れる。

まあ、その仕組みは
いつかどこかで取り上げるとして。

トラウマが望む
癒され方を見てみよう。

こいつは大きく分けて三つある」
と、わたしは語り始めた。

 

 

一つは、
トラウマが生じた頃の自分を、
その感情をレスキューする。

二つめは、
他者との関わりから
トラウマが癒されるような体験を
上書きする。

三つめは、
エネルギーレベルで
無自覚に、ただ癒される」

 

「それ!最後のそれがいい!」
坊やは無邪気に声を張り上げた。

 

「わかるよ。
だが、よく考えてみたまえ」
と、わたし。

 

「そもそもトラウマが生まれた
本来の理由はなんだったろう?」

 

「トラウマが生まれた
本来の理由?」
坊やが問い返す。

 

「ああ、そうだ。

ある魂が、
冷淡な母の元に生まれ、
幼いうちから
放置され続ける体験をする。
その苦しい体験の中で、
痛みの感情に打ちのめされる。

寂しいとか、怖いとか、
触れて安心させてほしいとか、
孤独とか、絶望とか。

その膨大な痛みの感情を
味わううちに、
『わたしは愛される資格のない存在だ』
と言う『恐れの前提』
知らぬ間に出来上がってしまう。

こいつを心の傷と言うのなら、
すなわちトラウマと言うなら、
なにゆえ、そもそもわたし達は
こうした親元へ生まれ立ったのか」

 

『母の愛』を知りたくて。
その真逆の、
『母の残酷さ』を体験するため…」
と、坊やは答えた。

 

「そう。
わたし達の魂は
愛そのものだったから、
愛の素晴らしさが分からない。
ちょうど、自分の顔を
見ることができないように。

だからこそ
その真逆に位置する感情を、
冷淡さを、
残酷さを、
暴力性を知ることで、
愛の素晴らしさを知ろうとした」

 

「うん。
モクちゃんが教えてくれた
『分離と統合』の仕組みだね。

だけどそれが、
『無自覚に、ただ癒される』
って話と、どう関係するの?」

 

わたしはふっと笑って、
言葉を返した。

 

「我々の魂は
もう少しよくばりってことさ。

恐れの感情が手放された瞬間、
ハートは
愛の感情で満ちる。

『不自由』であることを
受け入れたとき、
『自由』の素晴らしさを体感する。

『恨み』が溶けて
誰かをゆるした瞬間、
『感謝』があふれる。

『貧しさ』にもがいていたのが、
すべて在るの前提に
立ったとき
『豊かさ』はすでに始まっていたと
気づく。

だが、ただ無自覚に癒されたら
この体験ができない。

ハッと視座があがり、
黒雲が渦巻いていた心が
すうっと澄みわたる。

恐れの前提から、愛の前提へ。

思考よりもまず、
心が、身体が、魂が、
切り替わってしまう。

この移行の瞬間こそが、
『愛を知る』体験に他ならないのに、
この機を逃してしまう」

 

「なるほどなあ…。
たとえ、自分で

『僕は全てのトラウマを、
無自覚に、ただ癒す!』

と決めたって、
トラウマは言うとおりに
癒されちゃくれないんだなあ。

『愛を知る』体験をしたいから」

 

「そう言うことさ。

わたし達はそれぞれ、
転生の数も、体験の過酷さも
全く違う。

中にはとんでもない苦しい体験を
重ねて、
その魂の傷が、転生するたび
クセになってしまって、
同じような苦しい体験を
くり返してしまうことがある」

 

「モクちゃんが言っていた、
『カルマ』のことだね」

 

「ああ、そうだ。
そのループから
つまりは、あまりに凝り固まった
『恐れの前提』から、
抜け出すことができない。

負った痛手が深すぎて、
自分の感情すら、

不安とか、憎しみとか、
恨みとか、

そうした痛みの感情すら
心の奥の奥にしまいこみ、
自覚できないケースだってある。

こうなると、
『感情に寄り添う』と言う
最もシンプルな方法すら
選択できない。

痛みの感情を手掛かりに、
どんな『恐れの前提』
握っているのかも
導き出すことができない。

そうなって初めて、
トラウマは降参する。

そうして、
『エネルギーレベルでの、
無自覚な癒し』
選ぶこととなるんだろう」

 

『無自覚な癒し』は、
トラウマたちの最後の
手段なんだね」

 

「ああ、そうだ。
トラウマは、わたし達魂の友だから。
最高においしい『愛を知る』体験を
できるだけ選びたいと思っているからね」

 

「彼らが辛抱強く
痛みの感情を、そのシグナルを
放ってくれているおかげで、
僕らは『愛を知る』体験ができるんだ」

 

坊やの瞳は輝いていた。
まるでトラウマは
自分にとってのお荷物のような
話しぶりだったのに、
いつしか様子が変わっていた。

共に今日まで生きてきた盟友。

そんな印象すら受けて、
わたしは
この小さな賢者がまた一つ、
自分自身に優しくなったことを
知るのだった。

 


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【「前向きになるために感情に寄り添う」をやめること】

感情への寄り添い方を
知ってからと言うもの、
坊やは穴倉に潜ったまま
出てこなくなった。

わたしの肉体と彼のコンデジョンは
深く結びついていたから、
わたしもまた
ベッドに横たわる日々が続いた。

ある朝、
坊やの泣く声が聞こえ、
わたしはうっすらと目を開いた。

 

「どうしたんだい?
かわいいターナ」

 

「…どんなに感情に寄り添っても、
どんなに自分に声をかけてあげても
どうしても、気持ちが上を向かない。
やる気が起きない。
消えてしまいたい…」

 

わたしはその想いを抱きしめ、

「そう感じずにはおれないほどに、
苦しんでいたんだね。

ごめんね、気づいてやれなくて。
愛しているよ」

と、慈愛を込めて囁いた。

そのまま彼と共にあったが、
坊やが問いを投げかけてきたように
感じて、やがて言葉を続けた。

 

「元気になるために、
動き出せるようになるために、
感情に寄り添うってのを、やめることさ」

 

「え…?」

 

「ほら、言ったじゃないか。
感情とは子どもと同じだって。

子どもは愛に敏感だ。
親が自分に
『いい子』になってもらうために
寄り添っていることを
見抜いてしまう。

本来の自分を受け入れている
ワケじゃない。
『いい子』に変わって欲しくて
『悪い子』の自分を受け入れる
フリをしている。

そうした親の要望を
感じてしまったら、
やっぱり彼らはグレたままだ。

今の自分を
なんの条件もなく愛してくれるまで、
スネ続ける、グレ続ける」

 

「つまりさ。
僕が『元気になる、
動き出せるようになる』
そのために、感情に寄り添っているから
かえって元気になれないってこと?」

 

「まあ、そう言うことになるかな」

 

ターナはうつむき、
か細い声でこう言った。

 

「そいつは今、
日本中にいるだろう
『引きこもり』の人達や
その家族に
教えてあげると良かろうね。

今のその人のあるがままを
本気で愛してあげること。

その状態を受け入れて、
変化や成長を求めないこと。
ただ共にいて、抱きしめてあげること」

 

そう口にしたターナは、
わずかに苦しみが薄れたようだったが
やがてまた、しぼり出すように
言葉を続けた。

 

「だけど…。
このままずっと動けなかったら
モクちゃんの人生まで
台無しだ。

新しい占星術を
世界中に広めること。
物語をつむぐこと。
星の使い方を教えること。

やりたいことが
いっぱいあるだろうに。

僕はあなたにウォーク・インし、
おかげで僕とモクちゃんの身体は
密接に繋がっている。

もしこのままあなたが
残り数十年の人生を
僕と一緒に寝込んで過ごしたなら
これほど申し訳ないことはない」

 

「なに、かまやしないさ」

 

とわたしは言った。
それは本心だった。

 

「また来世、やればいい。

それにね、ターナ。
君は誤解を
しているようだが…。

世の中で何かを成すことと
等しく、
心の内側で
自らに寄り添い続けることは
素晴らしい『行動』なんだ」

坊やは驚いた様子で顔をあげた。

 

「素晴らしい…行動?」

 

「ああ、そうだ。
目には見えない『内的行動』だ。

なあ、ターナ。
この世界は、外へと向かう『行動』
重きを置きすぎていると
思わないか。

なにかにチャレンジすること。
実際に動いてやってみることは
たしかに眩しく、ステキだけれど…。

『内的行動』もまた、
そいつと同様に
自分にとって圧倒的に大切な
大業の一つだと思うんだな」
と、わたしは言った。

 

「たとえ動かずジッとしていても
自分と向き合うことは
『内側での行動』だと言うんだね」

 

「ああ、そうだ。
『自分と向き合う』と一言で
言っても、簡単じゃない。

自分の中にあるネガティブな
感情を無視しない。
なかったことにしない。
感情たちの嘆きに耳を澄まし、

『そう感じずにはおれないほどに、
苦しんでいたんだね。
ごめんね、気づいてやれなくて』

と、慈愛をこめて寄り添ってやる。

この行いが、粘り強さと深い愛、
時に勇気を要することを、
わたしは知っている。

この『内なる行動』に、
生きることに真摯であるその姿に、
わたし達はもう少し、
敬意を払っても良いと思う」

 

坊やは蒸気したほおで、
「それはつまり…。
モクちゃんは
閉じこもりっきりの僕に対し
敬意を持ってるってこと?」
と言った。

 

「その通りだ。
誇らしいターナ。

わたしは君の『内的行動』が
たとえ残りの人生すべてを
費やして行われたとしても、
『素晴らしい人生だった』と
微笑んで永眠するだろう。

だから君は安心して、
自分の気持ちに寄り添えばいい。
わたしは喜んで、君と共にあり続ける」

 

坊やは微笑んだ。
そこに広がったやすらぎは、
海のように深く心地よかった。

わたし達は二人寄り添って、
『今ここ』にある自分自身を
抱きしめあった。

やがて坊やが言った。

 

「ねえ、モクちゃん。

『感情に寄り添う』
こいつ以外に、
『恐れの前提』を手放す
術はないのかしら

 

「ほう…」

 

「だってモクちゃんの言う通り、
こいつはあまりに胆力がいるから。
そして、時間もかかりそうだから。
他に方法があるなら…なんてさ」

 

と、坊やが言った。

 

わたしは笑って、
「あるとも。『恐れの前提』が
生まれた苦しい体験。そこにある
痛みの感情たち。
こいつを『心の傷』と言ったり、
『トラウマ』と言ったりするんだが…。

わたしが思うに、
『トラウマ』はそれぞれ、
希望の癒され方を持っている

 

そうしてまた、わたしは小さな賢者に語り始めた。

 


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【世界で一番簡単な感情への寄り添い方】

「ねえ、モクちゃん。感情に寄り添うってどうやるの?」
坊やが言った。

「そいつはすこぶる簡単だ。
とは言え、丁寧さが必要だがね」

「丁寧さ…?」

「丁寧さと言うより、
深い思いやりといった方が
いいかもしれない」

「ふーん…」

わたしは坊やに向き直った。
「自分の中に
もやもや感情が湧いたとき。

『そう感じずにはおれないほどに、
苦しんでいたんだね』

と、慈愛を込めて、声をかけてあげる」

「それだけ?」

「ああ。
もし、もう少し踏み込むなら
その後に、
『ごめんね、今まで気づいてやれなくて』
と、言ってあげてもいい」

坊やはピンとこない様子で
言葉を返した。

「例えばさ…。

中々動けない自分が嫌。

そんな風に思ったら…」

坊やはそこから目を閉じて、

『そう感じずにはおれないほどに、
苦しんでいたんだね』

と、つぶやいた。

「不思議。
自分で自分に声をかけてあげると、
スッと抜けるような感覚がある」

「だろう?
案外わたし達は、自分の感情を
受け入れているようで、
受け入れていない。

とくに、ネガティブと言われる
感情たちはね。

だが、彼らもわたし達の一部だから」

「以前、モクちゃんは言っていたね。
感情は、自分の子どもに似てるって。

悲しいとか、憎らしいとか、
恨めしいとか…。
そういう感情たちを、
無くそう無くそうとするのは、
グレた我が子を、
いなかったことにするのと同じって」

「ああ、そうだ。
どんな感情も君の中から生まれた、
大切な君の分身。

責めるばかりでは、グレてしまう。
愛さなければ、病気になる。
存在そのものを無視したならば…

そうだな、
君が子どもなら
どんな手段に訴える?」

「うーん…。
僕の存在に気づいて欲しくて
大暴れしてしまうかもしれないね」

「そういうことだ。

わたしはね、ターナ。
多くの理不尽な犯罪行為は、
その人が自分の感情を
無かったことにし続けて、
ついにはそいつが爆発した
結果なんだと思っている。

つきつめると、犯罪も、いじめも
戦争もすべて、誰かの心の傷を
無視したことが
原因なんだってね」

ターナは感慨深げに聞いていたが、
やがて目を伏せた。
「でもさ」

わたしは彼の次の言葉を
じっと待った。

「とても、受け入れられないような
感情を、抱いてしまったら?」

「ほう…」

「誰にも言えないような感情。
例えば、そうだな…
『僕なんて、
この世からいなくなっちゃえばいんだ』
とか」

わたしは、しばし沈黙し、
「あの人なんて死んでしまえばいい…とか?」
と、言った。

そのように付け足したのは、
坊やの言葉の背後に、もっと深刻で
もっと痛ましいなにかが、
隠れているような気がしたからだ。

坊やは両手で顔を覆った。

「この大地に降り立つとすぐ、
僕にはたくさんの人たちの
嘆きが聞こえた。

その中にはたしかに、
誰かの死を願う強い憎しみがあったんだ。

ねえ、モクちゃん。
そんな激しい感情にも
『そう感じずにはおれないほどに、
苦しんでいたんだね』
と、言ってやるの?
『ごめんね、今まで気づいてやれなくて』
と、声をかけるの?

憎しみいっぱいの自分が、
ゆるせないのに?」

「たしかにね。
優しい言葉をかけようとしても、

『こんな自分がいや!
とてもそんな気分になれない!』

と、反発してしまうことはある。
そうしたらね。
そう反発した感情にも
同じように声をかけてやる

『そう感じずにはおれないほどに、
苦しんでいたんだね』
『ごめんね、今まで気づいてやれなくて』
とね。

いいかい?ターナ。
感情はすべて自分の子ども。
こいつを忘れないことだ。

ここには二つの感情がある。
『あの人なんて死んでしまえ!』
叫ぶ感情、
仮にこいつを『コワモテ嘆き君』
名づけよう。

一方で、『そんな自分が嫌!』と責め立てる
『マジメちゃん』もいる。

そのどちらも、君から生まれた
かけがえのない子だと言うことを
決して忘れないことなんだ。

君は彼らの母となって、
まずは『こんなわたしが嫌い!』
叫ぶ『マジメちゃん』
慈愛を込めて、
声をかけてあげる。
そうするとね。
まずは『マジメちゃん』がゆるむ。

そして、君の中に
『コワモテ嘆き君』
声をかけられるだけのゆとりが、
スペースが、
きっと生まれるだろう。

もちろんさ。
そんなスペースは生まれず
他の感情がまた、
『うるさい!黙れ!嘆き君たいなヤツが
いるからわたしは不幸なんだ!』
なんてシャウトすることもある。

そしたらその子にも
名前をつけてやって、
同じように、慈愛を込めて
声をかけてあげるんだ。

『そう感じずにはおれないほどに、
苦しんでいたんだね』
ってね」

「…慈愛をこめて」

「そう、慈愛をこめて」

坊やは涙をふいて、
そっとわたしのそばへ身を寄せた。
そうして、湧いてくる様々な
感情たちに愛称をつけると、
優しく声掛けを始めた。

 


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【『分離の時代』がもたらした愛】

「わたし達が抱く感情はすべて、
『愛』『恐れ』のどちらかに分ける
ことができる」
と、わたしは言った。

坊やは小さな頭をかしげ、
『愛』『恐れ』に?」と言い、
言葉を続けた。

「うーん…。
『嬉しい』とか、『幸せ』とか、
『感謝』とか。
そう言う感情は『愛』の一種って
気もするけれど…。

『嫉妬』とか『責め』とか
『寂しい』とか
こうした感情もまた、
『愛』か『恐れ』のどちらかなの?」

「ああ、そうだ。
『嫉妬』とは
他者の幸せによって
自分の何かが奪われると錯覚し、
そいつを恐れて、起こる感情。

『責め』もまた、誰かの行いで
自分や周囲の人間が、
不利益をこうむると恐れ
湧き上がる感情だ。

『寂しい』もそう。
誰にも理解されず
愛されていないと感じることを、
恐れている。

一般的にネガティブと言われる感情は
すべて根源に『恐れ』がある。

君が言うように
『幸せ』とか『感謝』とか、
一般的にポジティブと言われる感情は
すべて根源に『愛』があるんだな」

「そう言われるとそうかもしれない…」
坊やは納得した様子で言葉を返した。

「わたし達はもう長いこと、
『分離の時代』を生きてきただろう?

この『分離の時代』
人類にもたらしたものが
なんだかわかるかい?」

坊やは少し考えて、
「それはきっと、数多(あまた)の
『恐れの感情』の体験かな」
と答えた。

「ああ、そうだ。

『分離の時代』とは、
自分と他者を分け、比較し、
その差を推し量る時代

見た目の美しさ、お金の量、
社会的地位、人々からの人気…。

その優劣を比べて、
勝った負けた、
上だ下だと一喜一憂する。

そこにあるのは
優越感と劣等感。

見下したり、卑下したり、
恨んだり、嫉妬したり、
責めたり、憎んだり、悲しんだり。

こうした『恐れの感情』たちを
味わい尽くすために、
『分離の時代』は誕生したんだ。

お陰でいろんなものが生まれた。
戦争・犯罪・暴力・拷問・差別…
その体験の中で、わたし達は
幾千幾万のあらゆる『恐れの感情』
味わい尽くした」

「なんだかモクちゃんは、
僕ら人間が『恐れの感情』
欲しがったみたいに言うんだね」

「ああ、そうだとも。
わたし達は文字通り、
『恐れの感情』を欲しがった」

坊やは驚いて、聞き返した。
「また、どうしてそんなこと…」

『愛』を深く深く、知るためさ」

「…『愛』を知るため?」

わたしはうなずき、
ゆっくりと言葉を続けた。

「わたし達の魂が
分離の時代』を作り出す前。
『恐れ』と言うものを
全く知らなかったころ。

わたし達は宇宙と溶け合い、
ワンネス(ひとつ)だった。

宇宙と、源と、
わたし達は一つだったんだ。
その時はさ、ターナ。
わたし達は『愛そのもの』だったから、
愛を知らずにいた

「え?どう言うこと?
『愛そのもの』だったなら、
愛を誰より知る存在じゃないか」

「うん。そうだね。
そいつもまた真理だ。

わたし達は、
わたし達の素晴らしさを
知らずにいたと、言った方が
良いかもしれない。

喜ぶこと、慈しむこと、
信じること、
ときめくこと、ワクワクすること、
感謝すること。
そのすべてが当たり前で、
『愛』の素晴らしさが分からなかった。

平素暮らしているわたし達が
空気の素晴らしさに気づかないのと
同じさ。

我々人間は水に潜って初めて、
空気がどれほど
自分たちに安らぎ自由
健やかさ
もたらしていたかを
知るだろう?

水の中の危険
その不自由さ
そいつを体験し、初めて
空気の素晴らしさを知る。

同じことが、
『分離の時代』にも起こった」

「…そうか。
『危険』を体験し、
初めて『安全』の意味を知る。

『不自由』を感じて、
初めて『自由』の素晴らしさが分かる」
坊やはかすれた声でそう言った。

「もう分かっただろう?

こいつは
あらゆる『恐れの感情』体験
言えるんだ。

『信じること』の尊さを
知るために、『裏切り』を体験する。

『平等』の美しさを知るために、
『差別』を体験する。

『仲間』の素晴らしさを知るために、
『孤独』を体験する。

『母の愛』を知るために
『母の残酷さ』を体験する。

『父の愛』を知るために
『父の暴力性』を体験する。

こうして、『愛』の裏面を
成している『恐れ』の感情を
味わって初めて、
『愛』の真の素晴らしさを
知るんだな。

それもさ。
ただ、知識や情報として
知るんじゃない。

地球に降り立ち、
この生身の肉体と心で
味わい尽くす、
『体験』と言うチャレンジによって
深く理解する」

わたしは、
多くの魂たちに敬意を表したい
気持ちで、そう言った。

「チャレンジャーな魂たちは、
よりたくさんの『愛』を
深く知るために、
過酷な人生を選んだんだね。

そうして数え切れないほどの
『恐れの前提』を作ってしまった…」

「そう言うことさ」

坊やは微笑んだ。
「僕、少しホッとした。
動けない僕の中にある『恐れの前提』
なにか僕が悪いことをしたせいかと
思ってた。

『恐れの前提』ってのは、
『愛』を深く知りたがった僕の魂の
勲章みたいなものだったんだな…」

 


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