【闇へのほとばしる愛】

わたしはよく名亡き者(霊的なもの)
サイキックアタック(生霊)について書くのだけど、
何故かと言えば、彼らを愛しているからなのよね。
 
そして何故、愛しているかと言うと、
わたしの「過去」だからだ。
 
著書『世界は愛と法則でできている』はそんな名なき者に感謝を込めて書いたもの
 
スピ好きの人は大抵、
霊的なものの話を嫌がる。
 
マスターとか天使とか宇宙人とかレムリアとか、
好む人は多いのにね。
 
大抵みんな、
霊的な存在について
わざわざ話題にしないか、
逆に「去ってしまえ」「すべて浄化すべき」
躍起になるか
このどちらかのスタンスが本当に多い。
 
前者は「存在の無視」であり
後者は「敵認定」
 
名なき者を愛する身としては
切ないのよね。
 
そしてもっと切ないのは
そのようにしている
人たちもまた、
自分の内側にある
闇の「存在を無視」するか、
はたまた、すべて一掃しようと
「敵認定」していること。
 
「魔がさす」と言う言葉が
あるけれど、
多くの加害者体験には
霊的なものの関与がある。
(厳密には被害者体験にも)
ヒプノ(催眠療法)や
過去世ヒーリングをすると、
多くの場合、「傷つけられた体験」がよみがえるでしょ?
 
親から受けた痛みとか、
戦争とか魔女狩りとか…。
いわゆる被害者体験。
 
一方で、加害者体験が
よみがえることって
めちゃくちゃ少ないのよね。
 
「それは自分が加害者やってないから」
思う人がいるだろうけど
冷静に考えてみると、
被害者が成立するためには
加害者が同じだけ必要なわけよ。
 
何百と体験した他世(たせい)で、
一度も加害者をやってない魂なんていない。
 
ただ、どの魂も純真無垢で優しいから、
被害者体験ならまだしも、
加害者体験は苦しすぎて
受け入れ難い。
 
だから記憶に蘇らないだけなのよね。
 
わたしはこれ、
無理に思い出さなくても
いいと思ってる。
 
だけど、
「過去のわたし」の代わりに
その闇を一手に引き受け、
「今ここ」で体現してくれている
霊的な者たちを
無視したり敵視したりするのってさ。
 
心の深い深い部分で
「ゆるし続けないでいる過去世の私」が
いる状態だと思うんだ。
 
だから、わたしは彼らについて書き記す。
 
彼らの存在を無視しないで、
誤解もしないで、
「そうだったのか…」
慈愛の気持ちが湧いてくる。
 
そんな一助になりたいのよ。
 
あなたの内なる闇を
遠い過去世の自分を
どうか、愛してほしい。
 
たぶん、めちゃくちゃ
分かりにくい愛の表現だけど
わたし自身は美しいライフワークと思っているのよね。

 


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