*アセンションの最大のテーマ「これからの1000年」は、オンラインのjupiterショップ購入時に登録したメールアドレスに、moccuma@gmail.comからお送りいたします。迷惑メールフォルダの解除など、お手配のほどお願いいたします。
*海外への発送は、お受けいたしておりますが、送料無料の特典はございません。なにとぞ、ご承知おきくださいませ。
購入する▶▶
ーあとがきから
この物語を仕上げ、本の装丁を進めるなかで
「みんなで一緒に幸せになる」
「この世のあらゆる存在と、友達になる」
という言葉が、いく度も湧き上がっては涙があふれる、そんな体験をしました。
闇を司る冥王星と無垢な月が、ぎゅっと手をつないだ優しい時間。
もちろんわたしも、誰かの悪口を言ったり、政治にブツクサ文句を言ったり、横暴な犯罪者に怯(おび)えたり、なんてことは今でもあるのですが…。
それでもわたしは、世界中のあらゆる闇を心から受け入れ、ゆるし、愛したとき、すべての名なき者が己の懐に飛び込んで、一つ(ワンネス)になると信じるのです。
怒り、悲しみ、憎しみ、恨み、ねたみ、さげすみ、卑下(ひげ)、優越(ゆうえつ)、不安、責め…。
こうした、すべての恐れの感情の共鳴者として、存在する名なき者。
彼らは二元の時代を生きた勇者であり、魂の盟友に他なりません。
彼らの悪役としての意義が、わたしたちの心の在りよう一つで、全くいらなくなってしまうとするなら。
彼らの存在の奥深さと優しさを、感じずにはおれないのです。
わたしが、あなたが、世界のあらゆる闇を愛したとき。
その瞬間からわたしたちは、ニューワールドに立っている。
その世界ではきっと、わたしの研究する新しい占星術インフィニティアストロジー®が、新たな創造性のヒントになると信じて、物語の片隅に、そっと添(そ)えさせていただきまいた。
『モッくまくんの星のレッスン』に続き、二作目を出版できたことは、多くの読者の皆さまや、応援してくれた仲間たち、家族のお陰です。
この作品を世に出すにあたり、陰日向で支えてくださった方たちに、この場を借りて、心よりお礼を申し上げます。
著者 木星
ー世界の闇の存在意義と、その愛
この物語は、名なき者を描いた、冒険ファンタジーです。
名なき者とは、長い歴史の中で、〝魔〟と呼ばれてきた存在たちであり、彼らの存在する意義と、大きな意味での愛についてつづりました。
世界中の人々か、名なき者の存在を知り、彼らから目を背らすことなく、その神髄(しんずい)を理解したとき、世界中からあらゆる暴力、あらゆる差別、あらゆるいさかいは消えてしまうと、わたしは考えています。
この物語を通じて、同じ思いで世界を見つめる友が増えたなら…。これほど本望なことはありません。
ー新・占星術インフィニティアストロジー®の扉
わたしは17才の頃からユング心理学をベースにして、夜見る夢の分析を始め、次第に独自の手法で夢分析を行うようになりました。
2016年、そのスキルを活かして、西洋占星術の背景にあるギリシャ神話を分析したのです。
夜見る夢が「個人の魂の声」なら、神話は「人類の魂の声」。規模は違えど、考え方は同じであったからです。
そうして、牡羊座神話から魚座神話までを順に分析し、出てきたのは
―ここには、新しい占星術が隠されている
という答でした。新しい占星術は、その構造上の理由から「インフィニティアストロジー®」と命名し、現在も研究を続けています。
(新占星術インフィニティーアストロジー®とは/視聴時間1分)
新・占星術インフィニティアストロジー®は、人類すべての人々に眠る、無自覚な天才性を掘り起こし、具現化へと導く新時代の占星術。
本書は冒険ファンタジーですが、読み進めるうち、新たらしい占星術の扉が、あなたの前にそっと開かれるでしょう。
(西洋占星術の知識は、とりたてて必要ありません)
ー『モッくまくんの星のレッスン』の読者さまへ
本書は魔法の占星術テキスト『モッくまくんの星のレッスン』の連作です。
14才だったしょう太は、勇敢で聡明な青年に成長し、本書では「翔」という名で登場します。残念ながら、木星人のモッくまは、今回はお休み。
青年となった翔の問いはあまりに深遠で、モッくまでは、どうにも答えることが難しく、ついに彼を描くことはできませんでした。
代わりに天王星・海王星・冥王星が登場し、翔に様々な問いと気づきを与えています。
翔の成長は、著者であるわたし自身の成長であり、そしてきっと、読者の皆さまの成長でもあると感じます。
たくましく育ったしょう太の姿を、どうか優しい眼差しで見守っていただき、ともに美しき新時代へと、進んでいただければ幸いです。