とある占星術家の方が、Facebookでキロンについて書かれていて。その記事にわたしをタグ付けしてくださったこともあり、キロンについて、わたしなりのコメントを残したの。
その内容が、割にまとまって良いものだったのでブログに残しておこうと思います。
そもそもキロンとは、土星と天王星の間に位置する小惑星で、「その人の持つ傷・コンプレックス」を表すと言われています。
金星を女性、月を子ども・母と読み替えるように、キロンを「人の概念」で読むならば、「傷ついた人」「ヒーラー」とも。
また、土星とt天王星の間に位置することから、「キロンのあるサインやハウスを積極的に使うことで、土星が定めた制限を超え、天王星的な、新たな才能が芽生えていく」とも言われているの。
そうした前提を元に、下記記事を読むことで、よりキロンについてが深まる思います。
ぜひ参考にしてみて。
わたし自身は、キロンが象徴する「心の傷」と、「制限を超越していく」というテーマは「プロセスの一部」と「その結果」だと感じています。
土星がもうけた制限の背後に、心の傷があることって本当に多くて…。
例えば、お金のことでケンカばかりする両親に育てられた人は
「お金 = みにくさ」
といつの間にかとらえて、無意識にお金を受け取り拒否していたりする。
これは、「お金とはみにくく、欲しがってはならないもの」と考えることで、無意識に親への負担をさけようとしたり、両親のケンカをお金だけの問題にすることで思考停止し、これ以上傷つかないように心を守ったりする、「内的な土星システム」によるものなんですよね。
そう言う意味ではわたし達は、幼少期からすでに土星を内面で繰り返し使っている。
そうやって、自分にとっての「常識」や「制限」を設けて、心や肉体、大好きな親との関係性を守っている。
ところが人生のどこかで、この思い込み(自分にとっての常識)や制限を突破するとき、
つまりはある特定の行動パターンのなかで、天王星に力を与えようとするとき、「そもそもなぜその制限を設けなければならなかったか」という、心の傷に向き合うことになる。
キロンが土星と天王星の間に位置し、結び目となっているのはそのためだろうと思います。
昔はキロンを傷としか読まなかったのは、おそらくこうした神経生理学的な知識やスキルを、ほぼ誰も持たなかったから。
今は自分がもうけた制限を超え、心の傷を癒すスキルが数多あって、さすが風の時代という感じですよね。
きっと
土星(制限)→
キロン(傷を癒やし飛躍する)→
天王星(新たな視座を手にする)
のプロセスは、あらゆるテーマで螺旋階段のように、一生行われていくのだろうな、とも感じます。
わたし達は生き延びるために、おびただしい数の固定概念を形成してきましたから。
土星のディープな愛に泣けるほどの感謝を抱きつつも、
土星からキロン、天王星へのサイクルの加速を感じて、ワクワクが止まりません。
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